明治33年に創立され、本年度120周年を迎える歴史と伝統のある津島高校。
大正12年に建設された正門は、国の登録有形文化財となっています。
近年は進学実績も向上しており、国公立大学への進学者も増えています。
今回は、そんな津島高校の
・偏差値や倍率の入試情報
・進学実績
・合格するために必要なこと
を具体的に解説していきます。
学校名
|
愛知県立津島高校
|
所在地
|
〒496-0853
|
アクセス
|
津島駅 徒歩30
日比野駅 徒歩15分
|
生徒数
|
男子540名、女子534名
|
創立
|
明治33年4月
|
偏差値
|
60(愛知県公立高校 33位)※みんなの高校情報より引用
|
津島高校の偏差値や倍率の入試情報
津島高校 偏差値
津島高校の偏差値は60です。
※みんなの高校情報より
レベルで言うと、学年100人いれば、15位前後に位置する人が目指す学力となります。
このレベルに来ていない場合は、時期にもよりますが、中学3年の夏で偏差値55、学年順位上位30位以内に入ることができれば、合格できる可能性は残されています。
受験勉強は夏から追い込みが始まっていくので、周りに差をつけられないよう早めに行動するようにしましょう。
津島高校 倍率
続いて倍率情報です。
募集人員
|
倍率
|
普通科(360名)
|
2.34倍
|
最終倍率ですが、
・一宮西高校、五条高校、一宮興道高校と一緒に併願校として受験する
・推薦と一般の合計
という状態なので、実際の倍率はもう少し低いと考えて良いと思います。
推薦入試ですが、
・普通科:募集定員の15%
が募集定員となっており、去年の倍率は1.5倍になります。
今年度の推薦入試の倍率は一般入試に比べ低いので、内申点35以上ある受験生は狙ってもいいかもしれません。
津島高校 併願校
津島高校の併願校としては一宮西高校や五条高校など、偏差値が同じレベルの高校と一緒に受けることが多いです。
私立高校で目指す高校としては、
男子:愛知工業大学名電・普通科普通(文系・理系)c、名城大学附属・普通科一般進学c、清林館・普通科文理特進c
女子:清林館・普通科文理選抜c、清林館・普通科文理特進c、愛知産業大学工業・普通科通学c(単位制c)
(※進研ゼミ 中学講座 高校入試情報サイトより)
を目指す中学生が多いです。
入試日程
愛知県内の高校は、
「尾張第1群」「尾張第2群」「三河群」の3つに振り分けられており、居住地によって、受験できる群が決められています。
津島高校は、尾張2群Aグループに所属しています。
推薦と一般入試の入試日程は、
推薦入試
・入学願書提出期日:2022年2月17日(木)、2月21日(月)
・面接実施期日:2022年3月8日(火)
・合格者発表期日:2022年3月18日(金)
一般入試
・入学願書提出期日:2022年2月18日(金)、2月21日(月)
・志願変更期日:2022年2月22日(火)、2月24日(木)
・学力検査実施期日:2022年3月7日(月)
・面接実施期日:2022年3月8日(火)
・合格者発表期日:2022年3月18日(金)
となっています。
津島高校の合格するには?
津島高校 合格ライン
津島高校を目指す合格ラインとしては、
偏差値 60、学年順位で上位15%に入っていれば、余裕を持って目指していけるでしょう。
まだこのラインに来ていない方は、中学3年夏前時点で学年テスト順位で25%以内を目指してください。
このラインを超えることができれば、第一志望校として見えてきます。
内申点に関しては33〜37が目安になってくるので、オール4前後は欲しいところです。
採点方法
そして、津島高校の採点タイプは、
ⅰ型(均等型)
|
内申点(90点)+当日点(110点)=満点200点
|
ⅱ型(内申重視型)
|
内申点90点×1.5倍+当日点(110点)=満点245点
|
ⅲ型(当日点重視)
|
内申点(90点)+当日点110点×1.5倍=満点255点
|
当日点を重視するⅲ型となります。
テストで結果を残せる方はとても有利ですが、この型の学校を受験する受験生は内申点が高い傾向にあるので、内申点でハンデを持つ受験生は当日点で相当点数を取らないと厳しいでしょう。
津島高校 進学実績
進学大学
今回は、2020年度津島高校の進学実績を紹介していきます。
進学大学
|
合格者数
|
一橋大
|
1
|
富山大
|
2
|
静岡大
|
2
|
岐阜大
|
12
|
名古屋大
|
1
|
愛知教育大
|
16
|
京都大
|
1
|
愛知大
|
164
|
名城大
|
96
|
過去3年間の進学実績では毎年100名前後の卒業生が国公立大学に進学しています。
県外に進学する卒業生も多いですが、東海地方の国公立大学に進学する卒業生も多い傾向にあります。
進路指導
津島高校の進路指導ですが、「授業を大切にしよう」が先生方の合言葉となっており、反復練習による基礎学力の充実、補助教材による学習などによる応用力の定着を図ることを重視した指導を行っています。
また、入れる大学より入りたい大学を目標にしているので、進路講演会や学部学科研究なども行われています。
津島高校の進路指導に関する口コミを載せておきます。
成績上位者は国公立大学へ進学しています。
ほとんどの子が大学進学を希望しています。
津島高校は国公立大学への進学を目標にしていることもあり、なかなか推薦枠はもらえないのかもしれません。
補習や朝の補講など、勉強のサポートがしっかりしていることが助かるという声もありました・
津島高校ってどんな高校?
ここからは、津島高校がどんな高校なのかを評判を中心にまとめていきます。
校則・制服
他の学校に比べると緩めだと思います。基本的にルールを破る生徒があまりいないのが特徴だと思います。ただ、スマホを学校内で使うと没収された上に反省文を書かされるので、注意が必要です。身だしなみも襟足やツーブロックなど、禁止事項をやっていなければ、問題ありません。あまりきつく注意してくる先生は少ないと思います。
制服は、男子が学ラン・女子がセーラー服でいたって普通です。セーラー服はスカーフじゃなくリボンなのですが、個人的に可愛いと思います。
部活動
陸上部がとても強く、個人でインターハイに出場しています。陸上や野球部は夜遅くまで練習している印象です。忙しすぎて部活と勉強の両立が大変そうでした。
他の部活動も県大会に出場するなど、活発的に活動している印象ですね。
イベント・行事
文化祭と体育祭が3日間にわたって行われるのですが、とても盛り上がります。夏休み中から準備していくので、始まるまでのクラスメイトと一緒に頑張る時間はとても楽しいです。学校祭は化粧をしても怒られないので、そこを楽しむ生徒も多いです。
修学旅行は沖縄に行くのですが、5月終わりに行くので、とても暑いです。
津島高校へのアクセス
郵便番号
|
〒496-0853
|
住所
|
津島市宮川町3-80
|
アクセス
|
津島駅 徒歩30分
日比野駅 徒歩15分
|
さいごに
最後で読んでいただきありがとうございました。
津島高校に関する入試をおさらいしておきましょう。
合格ライン
偏差値:60
学年順位:上位15%
内申点:33〜37
最低ライン
偏差値:57
となります。