今回は、アニメーターになる方法をまとめました。
タイトルにもありますが、アニメーターを目指すのであれば、独学ではなく、専門学校に通うことをオススメしています!
なぜ、専門学校のほうがいいのか順を追って解説していくので、是非最後までご覧ください!
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アニメーターとは?
アニメーターとは簡単にいうと、アニメーション制作において、作画の原画や動画編集を担当する人全般のことを指します。
現場において、原画を担当する「原画マン」と動画を担当する「動画マン」がおり、新人は動画担当することが多いです。
原画に携われるようになるまで、早くても2年目以降になることが多く、それ以上の期間動画作成している方もいます。
求められるスキルとしては、画力はもちろんのこと、スピード感とコミュニケーション能力です。
仕事をするうえにおいて、いろんな職業の方、多くの人と連携してアニメーション作品を作成していきます。
その際、作業スピードが遅ければ、他の方に迷惑をかけてしまいますし、コミュニケーションがとれなければ、相手と意思疎通を取ることができなくなってしまいます。
そのためにも社会人として必要なスキルを身につけておく必要があります。
また、アニメーターは、複数人で作画を行っていきますが、アニメ1枚の単価は非常に安く、1枚100円に満たないこともあるようです。
アニメーターの作画の作業量はとても多いので、フリーランスで活動されている場合、作業量がそのまま報酬となるので、月数万円になってしまう方も多いのが現実です。
アニメーターになるには
[st-kaiwa1]アニメーターになるには3つの方法があります。[/st-kaiwa1]
専門学校から就職する
アニメーターになるには、専門学校から就職することが一般的です。
専門学校では、2〜3年間、アニメーションに関わるスキルだけを専門的に学ぶことができるため、大学や独学よりも集中的に学ぶことができます。
また、専門学校は、企業とのつながりが強いので、就職先に困ることはあまりありませんし、企業も優秀なアニメーターを専門学校に求めているので、寄せられる求人が多いのも現実です。
ただ、専門学校は学ぶ期間が短いため、時間割は詰め込まれることが多く、あまりプライベートの時間がなくなってしまうのが難点です。
大学から就職する
大学を卒業してアニメーターになる方も最近は増えており、アニメーターを養成する学校も少しずつ増えてきています。
大学からアニメーターになるメリットは学士号をもらい、大学を卒業したという肩書きをもって就職することができることやアニメーター以外の学びもできるので、就職の幅が広げやすいです。
独学で仕事先を見つける
独学で就職先を見つけている方もいらっしゃいます。
アニメーターとしてのスキルさえあれば就職はできるので,問題はないのですが、自分で就職先を見つけ、自分のスキルを売り込まないといけないので、上記のようにコミュケーションスキルやスピードある仕事ができないと厳しい選択肢と言えます。
アニメーターに学歴や資格は必要?
アニメーターにおいて、学歴や資格はあまり必要ありません。
専門学校のネームバリューで就職先が採用してくれることもありますが、1番必要なのは作画スキルです。
スキルがあれば、就職することは可能ですが、働きながら、学ぶには限界もありますので、専門学校や短大でしっかりとスキルを身につけていくことがとても大事になります。
アニメーターは独学でもなれる?
独学でもアニメーターを目指すことは可能ですが、メリット・デメリット面を総合的に見るとあまりオススメはしません。
独学で目指すメリットとしては、
- 自分のペースで勉強することが出来る
- あまりお金がかからない
ことが挙げられます。
自分の時間を大切にしたい、お金をかけずに勉強していきたい方には独学は向いているかもしれません。
ですが、デメリット面を挙げると、
- 作画スキルがちゃんと身についているかわかりにくい
- 就職先を自分で見つけなければならない
- SNSで発信していく際、評価をもらうまでに時間がかかる
- モチベーションが続きにくい
といったデメリット面が発生し、独学が難しいと言われる所以です。
専門学校で学ぶべき理由
[st-kaiwa1]では、独学ではなく、専門学校で学ぶべき理由を解説してきます。 通うべき理由は、4つあります。[/st-kaiwa1]
プロの教師がしっかり教えてくれる環境が整っている
専門学校の教師は現場で何年も活躍している先生が多く、アニメーターにとって何が必要なのかわかっている方々ばかりです。
そのため、専門学校で学ぶことに無駄なことはひとつもなく、必要なことだけ学ぶことができます。
また、時には、現役で活躍されている特別講師を招いて、直接指導していだたく機会も専門学校にはあるので、憧れの方が教えてくれることもありますよ。
ちゃんと勉強する時間がある
専門学校では、アニメーターとしてのスキルを2〜3年間かけて勉強していきます。
そのため、しっかりと勉強する時間を確保することができます。
どういうことかというと、社会人になると、アニメーターのスキルを学ぶ選択肢は独学か夜間で学ぶなどしかなく、勉強する時間も学生に比べとても少なくなります。
社会人は、仕事が終わった後でしか勉強する時間がないため、仕事の疲れでやる気・モチベーションが起きず、途中で諦めていくことが多いです。
独学でアニメーターになった方にお話を聞くと、独学は自分のペースで勉強することはできるが、モチベーションが続きにくいし、何より社会人だったので、学生みたいにしっかり勉強する時間が欲しかったとおっしゃる方がとても多いです。
自分の好きなことをしっかり学ぶ時間を作れるのは、専門学校で学ぶ方法しかありません。
独学でお金があまりかからないことはメリットですが、せっかくお金をかけるのであれば、好きなことを2〜3年間しっかり学べる環境にお金をしっかりかけたほうが賢い選択と言えますし、無駄にお金をかける必要もなくなりますよ。
業界とのつながりが強いので、就職先が豊富
専門学校は、新しくできた学校を除けば、多くの卒業生を企業に送り出してきた実績があるので、企業とのつながりがとても強いです。
インターンシップや職業体験もあり、アニメーターの仕事がどんなものなのかを肌で感じることができます。
また、就職をサポートしてくれる就職支援センターも完備しているので、面接や履歴書などの就職面での不安も解決してくれます。
同じ夢を目指す仲間がいる
専門学校に通う上で1番心強いのが、仲間です。
独学では一人で学んで就職先を見つけていくので、孤独な時間が大半を占めますが、専門学校では、アニメーターを目指す学生は全国から集まるので、モチベーションを高く目指していくことができます。
時にはライバルとして競い合いあって、高めることもできるので、仲間がいる精神的にもとても大きいです。
さいごに
ここまで、アニメーターになる方法についてまとめてきました。
アニメーターを目指す方法はいろいろあり、独学でもなることは可能です。
ですが、全ての作業を自分で行う大変さや一人で学んでいく心細さを考えると、アニメーターを目指す上では、しっかりと環境の整った専門学校で学ぶことの方が遥かに効率的といえます。
専門学校を探す上で大事なことは
- 就職実績がしっかりしているか
- 学校の雰囲気が自分とマッチしているか
の2点です。
特に2つ目がとても大事で自分にあっていなければ、将来的に学校を辞めてしまう可能性が出てきてしまいます。
そういった可能性をなくすためにもアニメーターとして自分が最高な環境で学んでいけるかを判断するためにもオープンキャンパスや学校の資料請求を必ず行ってください!
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