専門学校って毎日通わないといけないの?
どのくらい休んでしまったらまずいの?
という専門学校事情について気になる方も多いと思います。
このページでは、
といった点について紹介していきます。
先に答えが気になるという方は、まとめに記載していますよ。
皆様の参考になれば幸いです。
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専門学校はどれくらい休むとまずい?
専門学校、学部、先生の裁量によって違う
見出しの通り、どれくらい休んでいいのかは学校ごとに違い、明確にこれだけの日数まで休んでいいというのはありません。
法律でしっかりと決められているわけでもなく、全て学校で決められています。
多くの専門学校の進級・卒業に必要な出席日数は、
- 4分の3以上の出席
- 3分の2以上の出席
と設定している場合が多いです。
15回授業ある内6回休んだら、テストを受けても単位が貰えない
国家資格の授業を1回の休みでも許されない
という専門学校もあります。
休まないに越したことはありませんが、体調不良で休んでしまうことはあるので、仮に1限60分授業と考えて計算すると、日数的に10~20日なら休んでもいい計算になります。
あくまで目安は10日〜20日です。
では、進級・卒業に必要な出席日数以上に休んでしまった場合、救済措置はあるのかについて次の章で見ていこうと思います。
救済措置はある?
必要な出席日数以上に休んでしまった場合の救済措置は、
- 長期休み・放課後の補習(補講)
- レポート
- 再試験
といった形で残されています。
多くの場合は、補習で行われます。
ただ、休みすぎると補習でもカバーしきれません。
夏休みの大型連休であれば、時間があるので、休みすぎても補習の時間を確保することができます。
後期以降は休みは短くなり、春休みは次年度のクラス準備など、忙しくなるため、時間を確保することが難しくなります。
先生たちは授業以外にも仕事がある中で、補習を行うので、本当に大変です。
元々体が弱く、入学前から前もって学校に伝えるのであればいいと思いますが、大抵補習を受けるのは、授業をサボっている不真面目な学生であることも多いです。
何のために専門学校に通っているのかをしっかりと認識しておいた方がいいなと思うのが個人的な考えです。
何が欠席扱いとカウントされる?
この章では、何が欠席扱いとなるのかを確認していきましょう。
欠席:1日の所定の講義を全て休むこと
欠課:当該科目を休んで受講しないこと(1コマ休むこと)
遅刻:授業スタートからOO分遅れること
早退:授業スタートからOO分以降に退室すること(学校によって変わってくる)
以上が主な欠席扱いです。
専門学校によって、授業スタートから10分遅れるだけで、欠課扱いとなるので、やる気はあるのに、授業に遅れるようなことは避けたいところです。
また、公欠扱いになる例も紹介しておきます。
- インターンシップ、面接や面談、SPIなどの就職活動
- 資格試験
- 自然災害
- 感染症などの病気
- クラブ活動の大会
- 忌引き
は、公欠扱いとなります。
休みすぎるとどうなる?
休みすぎると、補習・レポートでは補えなくなってしまいます。
それによって起こってしまう例を紹介しておきます。
進級・卒業できない(留年になる)
これまで説明してきたように進級・卒業にはある程度の出席日数が必要です。
出席日数が足りなければ、留年です。
専門学校の規定で同じ学年は2年以上はできないと決められており、2年生の専門学校であれば、最大で4年間の在籍となります。
仮に2年連続で出席日数が足りなければ、強制的に退学です。
また、同じ学年をやるということは学費も支払わなければいけません。
奨学金を借りてる方は、留年した場合、貸与が停止されるので、翌年以降学費を工面するのがとても大変です。
周りに置いていかれる
専門学校は2年間という短期間で、社会で活躍するための知識・スキルを学んでいくため、1回の授業を休むだけで周りの学生と大きな差が生まれます。
毎回同じ授業が行われるわけではないので、差ができるのは当たり前ですよね。
この周りとの差に耐えきれず中退していく学生・休みがちになる学生はかなり多いです。
1回休み始めると、そのまま休み続ける
人間とは弱いもので、1回物事を休んでしまうとそのままずるずると引きずってしまう生き物です。
わかりやすい例で言うと、ラインを1回溜めてしまうと返信がめんどくなり、気づいたら通知がたくさん溜まって、また返信するのが嫌になるといったところでしょうか。
人間の習性みたいなものなので、仕方がないところではありますが、高い学費を支払って通っているわけですので、何のために専門学校に通っているのかもう一度考えておきたいですね。
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まとめ
最後にこのページのまとめをしていこうと思います。
- どれくらい休んでいいかは専門学校によって違う
- 目安は10〜20日ぐらい
- 補習、レポートの救済措置もある(学校によって違う)
- 休みすぎると留年・卒業できないという弊害が残る
学生・親御さんは学費を支払っているので、専門学校も救済措置として補習を行なってくれますが、やる気のない学生の授業を行うわけですから、先生も学生もお互いに大変です。
休みすぎてもいいことはありませんので、朝早く起きて授業に参加するのは大変かもしれませんが、将来の自分のためにも頑張りましょう!
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