いきなりですが、「闇」「末路」ときいて、何を連想するでしょうか。
多くの方がネガティブな印象を抱くと思います。
今回は、アニメ専門学校の闇はやばいのか、火曜と悲惨な末路を迎えてしまうのか、みなさんが気になることは解説していこうと思います。
毎月100件以上の専門学校のパンフレットの注文がある当サイトで人気TOP3を紹介します。
学校選びもまだできてないという方は、ぜひ、この中から選んでみてください！
オススメ1：総合学園ヒューマンアカデミー
声優・ゲーム・イラストなど、多岐にわたる分野で実践的なスキルを習得できる総合教育機関。
オススメ2：代々木アニメーション学院
アニメ業界の最前線で活躍するクリエイターを育成する革新的なスクール。
オススメ3：アミューズメントメディア総合学院
エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関。
アニメ専門学校がやばい（やめとけ）と言われる7つの理由
アニメ専門学校の闇と言われていることは
- 入学のハードルが低すぎる
- 高額な学費と奨学金返済の重圧
- 業界の現状と乖離したカリキュラム
- 現役クリエイターではない教師陣
- フリーランス志望者への支援不足
- 設備の老朽化と技術の遅れ
- 卒業後の狭いキャリアパス
ということです。
1つずつ解説していきます。
入学のハードルが低い
アニメ専門学校の多くは、入学のハードルが極めて低いことで知られています。多くの学校では、高校卒業程度の学力試験すら課さず、面接と書類選考のみで入学を許可するケースも珍しくありません。
この低い入学基準は、アニメーターになりたい人が簡単に入学できるという利点があります。しかし、同時に深刻な問題も引き起こしています。
まず、学生の基礎学力や意欲にばらつきが生じ、授業の質の維持が難しくなります。熱意ある学生と、単に進路に迷って入学した学生が混在し、クラスの雰囲気や学習効率に悪影響を及ぼすことがあります。
また、安易な入学が可能なため、業界の厳しい現実や必要なスキルについて十分な理解がないまま入学してくる学生も多く、途中で挫折したり、卒業後のキャリアに苦労したりするケースが増えています。
結果として、学校の評判や就職率の低下につながり、業界全体の人材の質にも影響を与える可能性があります。入学基準の見直しと、入学前の適切なガイダンスが求められています。
高額な学費と奨学金返済の重圧
アニメ専門学校の学費は思っている以上に高額です。2年制の学校でも総額で200万円を超えることが珍しくなく、4年制ともなれば400万円以上かかるケースも多々あります。この金額は、一般的な大学の学費と比べても決して安くはありません。
多くの学生は、この高額な学費を払うために奨学金を利用します。しかし、卒業後のアニメ業界は、新人の給与が低いことで知られています。月給15万円程度からスタートすることも珍しくありません。
この低収入で奨学金を返済しながら生活するのは、非常に厳しいのが現状です。毎月の返済額が数万円に及ぶこともあり、生活に大きな支障をきたす学生も少なくありません。
さらに、アニメ業界は不安定な雇用形態も多く、安定した収入を得られないリスクもあります。結果として、夢を追いかけたはずが借金に追われる生活となり、才能ある若者が業界から離れざるを得なくなるケースも増えています。
業界の現状と乖離したカリキュラム
アニメ専門学校の多くが抱える大きな問題の一つが、業界の現状と乖離したカリキュラムです。アニメ制作技術は日々進化していますが、学校のカリキュラムがその変化に追いついていないケースが多々見られます。
例えば、デジタル作画が主流となった現在でも、手描きのセルアニメーション技術に多くの時間を割いている学校があります。もちろん、基礎技術として手描きを学ぶことには意味がありますが、現場で即戦力となるデジタルスキルの習得が不十分になりがちです。
また、3DCGやモーショングラフィックスなど、近年需要が高まっている分野のカリキュラムが不足している学校も少なくありません。さらに、海外の制作会社との協業が増えている現状に対応した語学教育も不十分です。
結果として、卒業生が実際の現場で必要とされるスキルを身につけられず、就職や仕事の獲得に苦労するケースが増えています。業界のニーズに合わせて迅速にカリキュラムを更新し、実践的な教育を提供することが急務となっています。
現役クリエイターではない教師陣
アニメ専門学校の教師陣の多くが、現役のアニメクリエイターではないという事実は、深刻な問題をはらんでいます。現役のクリエイターが教師として活動するのは時間的制約があるため、なかなか難しいのです。
現役を退いてから長い年月が経過した教師は、最新の制作技術や業界のトレンドに疎くなりがちです。例えば、新しいアニメーション・ソフトウェアの使い方や、最新の制作ワークフローについて、詳しく指導できないケースも少なくありません。
また、現在の業界が求める具体的なスキルセットや、就職時に役立つ人脈など、リアルタイムの情報を学生に提供することも難しくなります。さらに、教師自身の作品制作経験が古い場合、現代のアニメ制作現場の実態とかけ離れた指導をしてしまう可能性もあります。
結果として、学生は最新かつ実践的なスキルを身につけられず、卒業後の就職や実際の仕事で苦労することになりかねません。現役クリエイターを積極的に招聘し、最新の業界事情を反映した教育を提供することが急務となっています。
フリーランス志望者への支援不足
アニメ業界では、フリーランスとして働くクリエイターが多いのが特徴です。しかし、多くのアニメ専門学校では、このフリーランス志望者への支援が著しく不足しています。
まず、フリーランスとして仕事を獲得するためのスキル、例えば自己PR方法やポートフォリオの作り方、クライアントとの交渉術などの教育が不十分です。また、確定申告や契約書の読み方といった、フリーランスにとって不可欠な実務知識についても、ほとんど扱われていません。
さらに、フリーランス特有の不安定な収入に対処するための金銭管理や、長期的なキャリアプランニングについてのガイダンスも乏しいのが現状です。ネットワーキングの重要性や、複数の仕事を同時に進行させるタイムマネジメントなども、カリキュラムでほとんど触れられていません。
結果として、卒業後にフリーランスとして活動を始めた学生の多くが、仕事の獲得や継続的な収入の確保に苦戦しています。フリーランスの実態に即した実践的な教育と支援体制の構築が、アニメ専門学校には強く求められています。
設備の老朽化と技術の遅れ
多くのアニメ専門学校が直面している深刻な問題の一つが、設備の老朽化と技術の遅れです。アニメ制作技術は急速に進化していますが、学校の設備がそのスピードについていけていないのが現状です。
例えば、多くの学校では最新のアニメーション・ソフトウェアのライセンスを十分に確保できておらず、学生が業界標準のツールを使いこなせるようになる機会が限られています。また、高性能なグラフィックス・ワークステーションの数も不足しがちで、3DCGやVFXの学習に支障をきたすケースも少なくありません。
さらに、モーションキャプチャーやVR技術など、最先端のアニメーション技術を学ぶための設備が整っている学校はごくわずかです。タブレットやスタイラスペンといった基本的な描画ツールですら、最新モデルへの更新が遅れている学校も多いのが実情です。
結果として、学生たちは卒業後に最新の制作環境に戸惑い、就職後のパフォーマンスに影響が出ることもあります。アニメ業界の技術革新に追いつく設備投資と、それに伴うカリキュラムの更新が急務となっています。
卒業後の狭いキャリアパス
アニメ専門学校の大きな問題の一つは、卒業後のキャリアパスが非常に限られていることです。多くの学生はアニメーターになることを夢見て入学しますが、実際にその道に進めるのはごく一部に限られます。
アニメ業界は競争が激しく、新人の待遇も厳しいため、多くの卒業生が数年以内に業界を去ることになります。しかし、アニメ制作に特化した技能は他の業界では活かしにくく、転職の選択肢が極めて限られてしまいます。
例えば、一般的なグラフィックデザインやWebデザインの仕事に応募しても、必要なスキルや経験が不足していると判断されるケースが多いです。また、ビジネススキルや一般的なIT知識の不足により、他の業種への転換も難しくなります。
結果として、アニメ業界で生き残れなかった卒業生の多くが、自分の専門性を活かせないアルバイトや非正規雇用に甘んじることになりがちです。このリスクを軽減するために、より汎用性のあるスキル教育や、幅広いキャリア支援が求められています。
アニメ専門学校の評判・口コミ
良い評判
悪い評判
闇の深いアニメ専門学校などない
ここまで、アニメ専門学校の闇について解説してきましたが、実際のところ、闇の深い専門学校などありません。
仮に闇が深ければ、ほとんどの専門学校は学校として運営して行くことができません。
毎年、多くの求人がアニメ専門学校に寄せられるのは、アニメ業界から高い評価を受けている証拠です。
学校調査をしっかりしていれば、学校のミスマッチも防ぐことができるので、次の章ではどのように学校を選んでいけばいいのかを解説していきます。
アニメ専門学校の選び方
この章では、アニメ専門学校の選び方について解説していこうと思います。
アニメ専門学校の選ぶポイントとして、
- 就職率では希望者の就職率を教えてくれるか
- 学校の雰囲気が自分にあっているか
- 学校の先輩の話を聞く機会があるかどうか
を重点的にみて行くといいでしょう。
専門学校はHPなどでは都合のいいことしか書かないことがあります。
それで騙されてしまう生徒も多いので、実際にオープンキャンパスや進路相談会に参加して具体的に聞いてみてみるといいでしょう。
辞めてしまう生徒の多くが学校のことを調べずに入学しているので、気になる学校がある方は
- 学校のパンフレットを取り寄せる
- オープンキャンパスに参加する
- 両親とともに専門学校へ進路相談をする
という行動を起こしていきましょう。
次の章では今のことを踏まえて、おすすめのアニメ専門学校を紹介していきます。
おすすめのアニメ専門学校
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、将来のキャリアに向けて具体的なスキルを身につけたい高校生、大学生、社会人の方々に最適な教育機関です。
最大の特徴は、実務で即戦力となる実践的なスキルが習得できる点です。IT、デザイン、語学、ビジネスなど、現代社会で需要の高い分野を幅広くカバーしており、各業界の第一線で活躍する講師陣から直接指導を受けられます。これにより、最新の業界動向や実践的な知識を学ぶことができます。
また、柔軟な学習環境も大きな魅力です。充実したオンライン講座により、時間や場所の制約を受けずに学習を進められます。これは、忙しい社会人や遠方にお住まいの方にとって特に有益です。
さらに、キャリアサポートの充実度も特筆すべき点です。就職や転職に関して、履歴書作成から面接対策まで、経験豊富なキャリアアドバイザーが個別にサポートいたします。
自己成長を目指す方、キャリアアップを考えている方は、ヒューマンアカデミーの公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。皆様のキャリア形成をサポートする環境が整っています。
ヒューマンアカデミーの評判記事はこちら
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院は、アニメ業界の最前線で活躍するクリエイターを育成する革新的な教育機関です。
現役プロによる直接指導や実際の商業アニメ制作への参加機会など、業界との強い連携が特徴。アニメーション制作にとどまらず、企画、脚本、音響など幅広いスキルを習得できる総合的なカリキュラムを提供。
さらに、国際プロジェクトへの参加や留学制度を通じてグローバル人材の育成も行っています。
起業家精神を育むビジネス教育や、アニメ業界に特化したキャリアサポートも充実。変化の激しい業界で長く活躍できる、総合力を持つクリエイターの輩出を目指しています。
代々木アニメーション学院の評判の記事はこちら
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は、エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関です。
ゲーム、アニメ、マンガ、声優、音響、CG映像など、多彩な専門コースを設置し、業界のニーズに応じた実践的なカリキュラムを提供しています。
最新の設備と技術を活用した実習や、業界第一線で活躍するプロによる直接指導が特徴です。また、産学協同プロジェクトへの参加機会があり、在学中から実践的な経験を積むことができます。
就職支援も充実しており、専門スタッフによる個別指導や企業とのマッチングイベントなどを通じて、夢の実現をサポートしています。
アニメ業界に就職できなかった人の末路
最後にアニメ専門学校を途中でやめてしまった人の末路を紹介したいと思います。
別の進路で才能を開花
漫画専門学校を中退した後、全く異なる分野で成功を収める人もいます。
- ストーリー構成力を活かしてシナリオライターに転身
- キャラクターデザインのスキルを活かしてゲーム業界で活躍
- Web デザイナーやUI/UXデザイナー
として成功を収める人もいます。
重要なのは、漫画制作で身につけたスキルや思考法が、他の分野でも十分に活かせるということです。視覚的な表現力、ストーリーテリング、締め切りに対する姿勢など、漫画制作で培った能力は、多くの創造的な職業で高く評価されます。
フリーターとして生活しながら夢を追求
漫画専門学校中退後、フリーターとして生活しながら漫画家の夢を追い続ける人も少なくありません。この道を選ぶ人々は、アルバイトや短期の仕事を掛け持ちしながら、自由な時間を創作活動に充てています。
経済的な不安定さは大きな課題です。収入が安定せず、将来への不安を抱えながらの生活は精神的にも厳しいものがあります。しかし、この ライフスタイルは柔軟な時間管理を可能にし、創作に没頭できる環境を提供します。
中には、SNSや web漫画プラットフォームを活用して少しずつ読者を増やし、ついに商業デビューを果たす人もいます。また、アルバイト先での経験が漫画のネタになったり、多様な職業体験が創作の幅を広げたりすることもあります。
フリーターとしての生活は挑戦の連続ですが、夢を諦めきれない情熱と、それを支える柔軟な生活スタイルの両立を可能にする選択肢の一つと言えるでしょう。
一般企業に就職し安定を選択
漫画専門学校を中退後、現実的な判断から一般企業への就職を選ぶ人も多くいます。この選択は、安定した収入と生活基盤を確保することを優先した結果といえるでしょう。
一般企業で働くことで、健康保険や年金といった社会保障を得られ、将来設計が立てやすくなります。また、規則正しい生活リズムや、社会人としてのスキルを身につけられるのも利点です。
一方で、漫画家になるという夢を諦めきれず、内なる葛藤に悩まされる人も少なくありません。しかし、趣味として漫画制作を続けたり、企業で培ったスキルや人脈を活かして別の形で創作活動に関わったりする道も開かれています。
中には、企業での経験を経て、より現実的な視点で漫画業界に再挑戦する人もいます。一般企業での就職は、必ずしも夢の終わりを意味するのではなく、新たな可能性や成長の機会を提供する選択肢の一つと言えるでしょう。
フリーランスの漫画家として細々と活動
漫画専門学校中退後、独立した漫画家として活動を続ける道を選ぶ人もいます。この選択は、夢を諦めきれない情熱の表れといえるでしょう。
フリーランスの漫画家の日常は、決して楽ではありません。安定した収入を得ることは難しく、作品の締め切りに追われる日々が続きます。有名な漫画雑誌に作品が掲載されることは稀で、多くは自費で制作した同人誌や、インターネット上の漫画投稿サイトでの活動が中心となります。
しかし、この道には創作の自由があります。自分の描きたいものを思う存分に表現できる喜びは、経済的な不安定さを補って余りあるものかもしれません。SNSを通じて直接読者とつながり、小さくとも熱心な支持者を獲得できる可能性もあります。
副業を持ちながら漫画制作を続け、努力の末に人気作家としてブレイクする例もあります。フリーランスの漫画家としての道は厳しくとも、自分の作品が読者の心に届く喜びを直接感じられる、やりがいのある選択肢の一つと言えるでしょう。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はアニメ専門学校の闇について解説してきましたが、闇を持つ専門学校はなく、やる気のない人が闇を生み出しているのです。
しっかりとした学校選びをしていれば、学校とのミスマッチも防げるので、気になる学校があれば、1つでもいいのでぜひパンフレットを取り寄せてください！
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