「専門学校って行かない方がいいの?」「どういう専門学校が行かない方がいいのだろう?」
専門学校は大学に比べ、入試が簡単と言われていることもあり、どの学校に行けばいいのかわからないという学生も多いです。
こちらのページでは、専門学校を100校以上調査してきた筆者が行っては行けない専門学校の特徴を解説し、どのように学校選びをしていけばいいのかを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
5月は専門学校の資料請求が増える時期
5月は9月から始まる入試に向けて、高校生が気になる学校をチェックを始める時期です。
オープンキャンパスに参加したり、両親と一緒に相談会に参加したりと、自分の進路を決めていく大事な時期です。
学費や学校の雰囲気などは資料請求・オープンキャンパスに参加してみないとわからないので、気になる学校+@で複数の専門学校の資料請求をするようにしましょう。
オススメ1:代々木アニメーション学院
40年の歴史を持つ知名度NO.1の伝統校。
数多くの芸能人・有名人を輩出しているスクールです。
オススメ2:アミューズメントメディア総合学院
企業との繋がりが強く、現場実習が盛んな専門学校。
学校内でインターンができるというのが大きな特徴です。
オススメ3:総合学園ヒューマンアカデミー東京校
全国最大規模の専門学校。
現役プロによる授業を受けたい方にピッタリの学校です。
目次
行ってはいけない専門学校の特徴とは?
行ってはいけない専門学校の特徴としては
- 学校の設備が古い
- 就職実績の情報が古い
- 現役で活躍するプロが講師ではない
の3点が当てはまる専門学校へは行かないようにしましょう。
学校の設備が古い
学校の設備が古いのは、学ぶ側としては一番最悪な環境と言えますね。
例えば、パソコン。
デザイナーやイラストレーター、ゲームクリエイターなどパソコンを使って、仕事をする人はたくさんいます。
でも、学校に導入されているパソコンが10年前のものだったり、仕事で必要なアプリがダウンロードできないパソコンを使っている専門学校があります。
学校の運営は学生からの授業料で賄われるので、学生募集がうまく行ってない専門学校はお金がないので、最新の設備を導入することができず、古い設備を使って授業をします。
ひどい専門学校では、パンフレットやHPに映る写真を加工して、あたかも最新の設備かのように見せることがあるので注意が必要です。
就職先に大手が少ない
専門学校のHPやパンフレットで掲載されている就職実績。
大手企業への就職実績は、その学校の信頼度の高さを示す一つの指標となります。
就職実績が高い専門学校は、企業や業界との関係も深く、インターンシップや企業と連携した授業が行われます。
ただ、中には「2010~2020年までの就職実績」を載せている専門学校もいて、専門学校に聞いてみると、ここ数年は大手企業への就職者はいないというケースもあるので、就職実績が最新のものかどうかはとても重要です。
現役プロが講師ではない
多くの専門学校では現場で活躍する方々が講師として授業を行ってくれます。
ただ、学生が少ない専門学校では、予算が少ないので、現役で活躍する方を講師として雇うことができません。
そのため、セミリタイアした人が講師を務めるケースが多々あります。
業界で活躍した人とつながることができなければ、例え才能があっても活かすことができません。
専門学校の先生が、今どんな仕事をしているのか、どのような活躍をされているのかをチェックしておいた方が良いですね。
行ってはいけない専門学校を見分けるには?
行ってはいけない専門学校を見分けるにはオープンキャンパスに参加するのは一番最適です。
参加するメリットは、
- 学校の設備を直接見ることができる
- 学生と一緒に授業を受けることができる
- 普段できない体験ができる
オープンキャンパスは土日で開催されるので、高校の休みの日にわざわざ専門学校まで行くのは
めんどくさい...
と思う方も多いと思います。
オープンキャンパスに参加せず、入学する生徒もいるのですが、
学校の雰囲気に合わない...
駅から学校が遠い...
パンフレットの写真と全く違う...
というミスマッチが起こる可能性があります。
学校の設備・雰囲気・評判はネットやパンフレットで見ることができますが、自分の雰囲気に合っているかどうかは実際に見てみないとわからないことが多いです。
よくない専門学校だと、パンフレットに載っている設備の写真が加工されていることもあります。
また、学校によってはオープンキャンパスに参加することが、AOエントリーの条件となっていたり、奨学金の給付もあるので、参加して得られるメリットも大きいです。
自分の将来を決めることですので、ちゃんと自分の目で確認することがとても重要です。
おすすめ専門学校
代々木アニメーション学院
学費 | - |
カレッジ | エンタメ学部(声優タレント科、2.5次元演劇科、声優アニソン科、Youtuber科) エンタメスタッフ学部(芸能マネジメント科、PA・照明科、イベント企画科、2.5次元舞台演出・舞台制作科) アニメ学部(アニメーター科、アニメ背景美術科、アニメ監督・演出科、アニメ音響科) デジタルアニメ学部(アニメ3DCG、モデリング科、アニメ撮影・編集、特効科) クリエイター学部(イラスト科、シナリオ・小説科、衣装デザイン科) マンガ学部(マンガ科、デジタルコミック科、マンガプロデューサー・編集者科、絵本クリエイター科) ゲーム学部(ゲーム総合科、ゲームプログラミング科) こども学部(こども保育科、イラスト保育Wスクール、声優保育Wスクール) |
校舎 | 東京校、池袋校、大阪校、なんば校、名古屋校、福岡校、札幌校、仙台校、広島校、金沢校 |
学費支援サポート | あり |
1日の授業時間 | 午前(9時〜12時10分)・午後(12時50分〜16時)の2部制 |
無料説明会・体験授業 | 各校舎にて開催中! |
代々木アニメーション学院は、創立43年目を迎える歴史ある専門学校です。
卒業生は12万人を超え、日本で製作されるほぼ全てのアニメ作品に代アニの卒業生が関わっていると言われています。
また、代アニは商業ベースの劇場やライブホールを所有しており、プロとして現場実習を積むことができるのも特徴です。
他の専門学校に比べて、歴史がある分業界との繋がりが強いのが多くな魅力ですね。
難点を上げるとしたら、生徒数が多いので、オーディションなどで学校内でのライバルが多くなってしまうことですね。
声優やタレントなど、芸能界を目指す方は競争に勝ち抜くという意思がないと厳しいです。
アミューズメントメディア総合学院
学費 | 1,280,000円 |
カレッジ | ゲームクリエイター学科、ゲームクリエイター学科、ゲーム・アニメ3DCG学科、アニメーション学科、キャラクターデザイン学科、マンガイラスト学科、小説・シナリオ学科、声優学科 |
校舎 | 東京・大阪 |
学費支援サポート | あり |
男女比 | 男性55.6%:女性44.4% |
無料説明会・体験授業 | 各学科ごと開催中! |
アミューズメントメディア総合学院は、企業とAMGグループが協力してプロデビューを目指す産学共同・現場実践教育が魅力な専門学校です。
AMGグループでは、AMG出版やAMG GMAESなどの事業部があり、インターンシップに行かずとも現場実習を積める環境があります。
また、事業部の方と制作した作品は自分の作品としてカウントされ、就活の際に自分の経歴として使うこともできます。
他の専門学校に比べて実戦経験を積めるのがこの学校の大きな魅力ですね!
ただ、難点としては、学校が東京と大阪にしかないので、地元を離れて上京しなければいけないことです。
さいごに
ここまで、行ってはいけない専門学校の特徴についてまとめてきました。
最後におさらいをまとめたいと思います。
- 行ってはいけない学校の特徴は、ずっと学生募集している学校
- 見分け方は、オーキャンに参加して学校を直接みるか、進路相談会で直接聞いてみる
- おすすめの専門学校は総合学園ヒューマンアカデミー
、アミューズメントメディア総合学院
という感じですね。
直接聞くのは恥ずかしい、失礼ではないかと思う方もいると思いますが、聞かなかったが故に最悪な2年間を過ごすより、聞いてしっかり納得した状態で学校選びをしたほうがいいと私個人では思います。
聞くのはタダですし、学校の先生も驚くかもしれませんが、それだけ真剣に進路を考えていると判断してくれる可能性もあります。
自分の将来のために後悔のない選択をしてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました、ぜひ皆様の参考になればと思います。