「声優専門学校に行ったら闇を見た…」
「声優専門学校卒業後の末路が怖い」
「高額な学費を払った割に就職先がない」
ネットで声優専門学校について検索すると、上記のような口コミや評判が多く流れています。こういった体験談を見て、不安になる方も多いでしょう。
実際、声優を目指す方は、声優専門学校の実態を把握した上で、慎重に進路を決める必要があります。
本記事では、声優専門学校がやばいと言われる4つの理由を解説します。声優になりたいあなたが後悔のない進路選択ができるよう、客観的な情報をお伝えしていきます。
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中でも、特に人気の高い上位3校をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
オススメ1:総合学園ヒューマンアカデミー
全日制・夜間・週一のコースに加え、声優・ゲーム・イラストなど、多岐にわたる分野で実践的なスキルを習得できる専門スクール。
オススメ2:代々木アニメーション学院
40年以上の実績+知名度は抜群!リアルタイムの授業とアーカイブで24時間いつでもどこでも学べる革新的なスクール。
オススメ3:アミューズメントメディア総合学院
エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関。
なぜ声優専門学校はやばい・やめとけといわれるのか?
まず、声優専門学校がやばいと言われる理由はなんなのか?
よく「声優専門学校はやばい・やめとけ」と言われているのが次の4つです。
- 声優専門学校に進学してもデビューできる可能性がとても低い
- 誰でも進学できてしまう
- 学費が高い
- 声優とは関係ない授業が多い
一つずつ解説していこうと思います。
デビューできる可能性がとても低い
これは声優専門学校に限ったことではなく、声優養成所・スクールでもあり得る話です。
前提として、声優としてデビューするには、
- 81プロデュース
- 青二プロダクション
- マウスプロモーション
など声優プロダクションに所属していなければなりません。
プロデクションに入るために所属オーディションというのがあるのですが、まず、所属できる可能性がとても低いです。
年間で事務所に所属できる人数は200人もいないと言われています。
プロダクションから認められ、所属オーディションに受からなければ、仕事を得ることはできません。
業界で声優を目指す人は30万人もいるといいますから、1%にも満たないですね。
容易な道のりではありませんが、できる限り幅広い知識と表現力を身につけてください。
誰でも入学できてしまう
専門学校の入試では、学力が問われる試験はほとんどがないので、比較的誰でも入学できてしまいます。
そのため、
- 何も考えずにとりあえず入学した
- 授業に出席しない
- 途中で退学する
という生徒が大量に発生してしまいます。
声優になりたいという意思をもって入学するのいいことですが、声優業界で勝ち抜くには、
「練習量で誰にも負けない!」
「必ず声優として活躍するんだ!」
という強い意志がなければ、はっきりいって無理です。
声優への憧れが弱く、声優専門学校に入学してしまうと大半の生徒が授業についていけなくなってしまうので、やめてしまうか授業に参加しなくなることがとても多いです。
学費が高い
声優専門学校では、人気声優講師を起用したり、最新設備を整えたりする関係で、授業料などの学費が高額になる傾向があります。
特に寮生活を送る場合、年間200万円以上かかるケースも珍しくありません。
声優への思いは強くても、実家の事情で高い学費を工面できない人もいるでしょう。
声優を目指すみなさんにとって、学費の高さは大きな障壁になりかねません。
経済状況に応じた選択を心がけることが大切です。
声優に関係ない授業が多い
声優専門学校といえど、学校なので声優以外のことも勉強しなければなりません。
数学・国語・英語など、声優と何にも関係ない授業を勉強するのです。
声優専門学校は文部科学省という教育機関のトップの管轄にあるので、声優以外の学問も勉強しなければならないと義務付けられています。
そのため、思っていたのと違ったという理由でやめてしまう生徒もいます。
声優専門学校を辞めた人の末路
ここでは、声優専門学校を途中で辞めてしまった方の末路を紹介していきます。
フリーターとなる
声優専門学校をやめてから、バイトをしながらフリーターになる人がとても多いです。
本気で声優を目指して学校に通っていたけど、声優と関係ない授業が多い・実践的なレッスンが少ないと感じ、やめてしまうのです。
フリーターでアルバイトをしながら違う養成所や声優専門学校に通い直すのであれば、まだ良い方ですが、意味もなくやめてしまった場合はかなり危ない状況と言えるでしょう。
- 声優という目標を失ってしまう
- 奨学金の返済がある
- 何を目指したらいいのかわからなくなる
声優専門学校を辞めてしまった弊害で、無気力になる人がとても多いです。
なんのために声優専門学校に入るのかをしっかりと決めておかないと本当に危険ですね。
声優の養成所・専門学校に入りなおす
専門学校もしくは養成所大学に入り直す方もいますね。
授業や雰囲気が思っていたのと違ったという理由でやめてしまった方は、もう一度声優を目指すために違う声優の専門学校や養成所に入り直したり、将来のことを考えて専門学校ではなく大学に進学する人が多いです。
この選択はフリーターとしてだらだら時間が過ぎるよりもいい選択かもしれませんね。
一般企業に就職
この選択肢もありますが、なかなか実現している人は少ないです。
専門学校を中退した場合の肩書きは高卒です。
高校卒業と同時に就職した方と肩書きは同じでも、専門学校をやめてしまった人という肩書きも一緒についてくるので、なかなか就職先を探すのは大変です。
声優専門学校のメリット面を紹介!
ここまで、声優専門学校のマイナス面を紹介してきましたが、プラス・メリット面もたくさんあります。
ここでは、声優専門学校のメリットを詳しく見ていきましょう。
基礎から応用までの体系的な学習
声優専門学校では、発声練習や演技、朗読、アフレコなど、声優に必要なスキルを基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。
特に、全日制のカリキュラムが多く、週5日通学することで、じっくりと時間をかけて学ぶことが可能です。
このような環境は、初心者でも安心して技術を習得できる大きな魅力です。段階的に学習を進めることで、確実にスキルアップを図ることができるでしょう。
また、クラスメイトと切磋琢磨しながら学べるのも、専門学校ならではの利点と言えます。
プロからの直接指導
声優専門学校では、現役のプロの声優が講師として指導することが多く、実践的な技術や業界の最新情報を直接学ぶことができます。
プロの声優から直接指導を受けられるのは、声優を目指す人にとって非常に貴重な経験となります。
講師陣は、長年の経験で培ったノウハウを惜しみなく学生に伝授してくれます。
また、現場の生の声を聞くことで、業界の実情や求められるスキルを肌で感じることができるでしょう。
このような実体験に基づいた教育は、即戦力として活躍する準備を整える上で非常に重要です。
業界との強い結びつき
多くの声優専門学校は、声優プロダクションと提携しています。そのため、在学中にオーディションを受ける機会が提供されることが多いです。
これにより、卒業時には複数のプロダクションからのオーディションを受けるチャンスがあり、デビューの可能性が高まります。
特に、アミューズメントメディア総合学院やヒューマンアカデミーなどの大手校では、多くの有名声優事務所が学生のオーディションを行っています。
学生は多様な選択肢から自分に合った道を選ぶことができるため、将来のキャリアプランを描きやすいと言えるでしょう。
進路サポートと資格取得
声優専門学校では、進路サポートが充実しているのも大きな魅力です。
在学中はもちろん、卒業後もオーディション情報や就職活動の支援を受けられる学校が多くあります。声優の道は狭き門ですが、手厚いサポートを受けられる環境は心強いですね。
また、専門学校の多くは認可校のため、卒業後には「専門士」の資格が与えられます。これは、高等教育の学歴として認められるため、声優以外の一般企業への就職活動でも有利に働きます。
万が一声優の道を選ばなかった場合でも、学んだスキルを活かせる道は開かれているのです。
後悔しないための声優専門学校の選び方
声優専門学校を選ぶ際に後悔しないためのポイントを4つ紹介します。
カリキュラム内容の確認
声優専門学校を選ぶ際には、まずカリキュラム内容をしっかりと確認することが重要です。
声優としての技術を磨くためには、アフレコや演技だけでなく、ボーカルやダンス、ナレーションなど多岐にわたる授業が提供されているかを確認しましょう。
特に、自分が学びたい分野がしっかりとカバーされているかを確認することで、将来のキャリアに直結するスキルを身につけることができます。
また、実践的な授業やインターンシップがある学校は、業界とのつながりを持つ上でも有利です。
卒業生の進路状況
次に、卒業生の進路状況を調べることが大切です。
卒業生がどのようなプロダクションに所属しているか、またその割合はどれくらいかを確認することで、その学校の教育の質や業界とのコネクションの強さを把握できます。
特に、プロダクション所属率が高い学校は、実績がある証拠であり、自分も同じ道を歩む可能性が高まります。
学費とその内容の透明性
さらに、学費とその内容の透明性も重要な要素です。声優専門学校は年間100万円以上かかることが一般的ですが、その費用に見合った教育内容やサポートが提供されているかを確認しましょう。
特待生制度や奨学金制度がある場合、それらの詳細もチェックしておくと良いでしょう。
学費だけでなく、授業内容やサポート体制も含めて総合的に判断することが必要です。
オープンキャンパスや体験入学への参加
最後に、オープンキャンパスや体験入学への参加をお勧めします。実際に学校の雰囲気や授業内容を体験することで、自分に合った環境かどうかを見極めることができます。
また、在校生や講師との対話を通じて、学校の実態やサポート体制について具体的な情報を得ることも可能です。
このような体験は、自分の進路選択において非常に価値があります。
声優専門学校の学費はどのくらい?(比較表あり)
声優専門学校の学費は、学校やコースによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
- 2年制の声優専門学校:学費は約250万円から300万円程度。
- 3年制の声優専門学校:学費は約350万円から450万円程度。
具体的な例として、東京都内の声優専門学校では初年度の納付金が120万から150万円程度であることが一般的です。初年度は入学金や教材費がかかるため、2年目以降よりも高くなる傾向があります。
また、各学校では奨学金制度や教育ローンなどの学費サポート制度が整っており、これを利用することで経済的負担を軽減することが可能です。
各学校の学費は、2年間または3年間の合計金額を基にしています。
学校名 | 学費(2年間) | 学費(3年間) |
---|---|---|
ヒューマンアカデミー 声優専攻 | 約1,130,000円 | – |
代々木アニメーション学院 | 約1,624,500円 | – |
東京クールジャパン | 約2,746,000円 | – |
大阪アニメーションカレッジ | 約2,630,000円 | 約3,880,000円 |
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校 | 約2,891,600円 | – |
東京アニメーションカレッジ | 約2,632,000円 | 約3,882,000円 |
デジタルアーツ東京 | 約2,600,000円 | – |
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校 | 約3,301,600円 | – |
ESPエンタテインメント東京 | 約2,800,000円 | – |
インターナショナル・メディア学院 | 約748,000円(年間) | – |
アミューズメントメディア総合学院 | 約2,560,000円 | – |
大阪アミューズメントメディア専門学校 | 約2,560,000円 | – |
日本工学院専門学校 | 約2,870,000円 | – |
東京ビジュアルアーツ | 約2,874,000円 | – |
東京アナウンス学院 | 約2,676,610円 | – |
東京工学院専門学校 | 約2,400,000円 | – |
この表は、各学校の学費と特徴を簡潔にまとめたものです。
おすすめの声優専門学校
声優専門学校の中には、特に就職支援に力を入れている学校があります。
業界との太いパイプを持ち、在学中からインターンシップや就職対策を手厚く行うことで、高い就職実績を誇っています。
ここでは、就職に強いと評判の声優専門学校を3校紹介します。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、将来のキャリアに向けて具体的なスキルを身につけたい高校生、大学生、社会人の方々に最適な教育機関です。
最大の特徴は、実務で即戦力となる実践的なスキルが習得できる点です。IT、デザイン、語学、ビジネスなど、現代社会で需要の高い分野を幅広くカバーしており、各業界の第一線で活躍する講師陣から直接指導を受けられます。これにより、最新の業界動向や実践的な知識を学ぶことができます。
また、柔軟な学習環境も大きな魅力です。充実したオンライン講座により、時間や場所の制約を受けずに学習を進められます。これは、忙しい社会人や遠方にお住まいの方にとって特に有益です。
さらに、キャリアサポートの充実度も特筆すべき点です。就職や転職に関して、履歴書作成から面接対策まで、経験豊富なキャリアアドバイザーが個別にサポートいたします。
自己成長を目指す方、キャリアアップを考えている方は、ヒューマンアカデミーの公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。皆様のキャリア形成をサポートする環境が整っています。
ヒューマンアカデミーの評判記事はこちら
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院は、アニメ業界の最前線で活躍するクリエイターを育成する革新的な教育機関です。
現役プロによる直接指導や実際の商業アニメ制作への参加機会など、業界との強い連携が特徴。アニメーション制作にとどまらず、企画、脚本、音響など幅広いスキルを習得できる総合的なカリキュラムを提供。
さらに、国際プロジェクトへの参加や留学制度を通じてグローバル人材の育成も行っています。
起業家精神を育むビジネス教育や、アニメ業界に特化したキャリアサポートも充実。変化の激しい業界で長く活躍できる、総合力を持つクリエイターの輩出を目指しています。
代々木アニメーション学院の評判の記事はこちら
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は、エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関です。
ゲーム、アニメ、マンガ、声優、音響、CG映像など、多彩な専門コースを設置し、業界のニーズに応じた実践的なカリキュラムを提供しています。
最新の設備と技術を活用した実習や、業界第一線で活躍するプロによる直接指導が特徴です。また、産学協同プロジェクトへの参加機会があり、在学中から実践的な経験を積むことができます。
就職支援も充実しており、専門スタッフによる個別指導や企業とのマッチングイベントなどを通じて、夢の実現をサポートしています。
さいごに
ここまで紹介してきたように声優専門学校を辞めてしまう原因は
- 授業についていけない
- 思ってたのと違った
ということです。
特に声優を本気で目指していて「思っていたの違った」でやめてしまう人が意外といます。
やめてしまうと奨学金の返済だけでなく、1年間という貴重な時間までも失うことになります。
そういったことがおこならないよう
- 学校のパンフレットを複数取り寄せる
- オープンキャンパスに参加する
- 進路相談に両親と一緒に参加する
- 学校の先輩に話を聞いてみる
の4つのポイントをしっかりと意識して学校選びを行って行ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
FAQ:よくある質問
声優になるには専門学校と養成所どっちがいいですか。
専門学校の良さは毎日声優のことだけ考えて、レッスンを受けられる点です。
養成所の良さは、プロから直接学ぶことができ、費用面も抑えられる点です。
体験レッスンなどを通じて、自分にフィットする方を見つけることが大事です。
声優専門学校を卒業した後はどうなりますか?
声優専門学校卒業後は、まず声優事務所に所属し声の仕事を獲得していくケースがほとんどです。
ゲームやアニメで端役からキャリアをスタートし、実力を蓄積。
人気声優へのステップアップを目指します。
一方で専門学校で培った演技力を生かし、俳優やタレントなど多方面で活躍する者もいます。
夢をあきらめず努力を重ねることが大切です。
声優養成所は誰でも入れる?
声優養成所への入所には、オーディションなどでの選考がある場合がほとんどです。
声質や歌唱力、演技力などを総合的に判断されます。
したがって、誰でも入所できるわけではなく、ある程度の実力が求められます。
選考基準は養成所によって異なるので、まずは体験入所などを利用し、自分に合った所を見極めることが大切です。
基礎からしっかり学びたい場合もあるでしょう。
声優学校は何歳まで入れる?
声優学校の入学可能な年齢に明確な上限はありませんが、多くの学校で25歳くらいまでが一つのライン。
声優になるには十分な訓練期間が必要で、デビューまで通常少なくとも3~5年かかるためです。
ただ例外もあり、30歳を超えてからデビューした声優もいます。
年齢より熱意と才能が大切だと言えます。
声優にはどんな人が向いているのか?
声優に向いている人は、豊かな声質と発声能力を持ち、演技力が高く、歌唱力も兼ね備えている人です。
また、感情表現が上手で、想像力と表現力がある人が適しています。
架空のキャラクターになりきる演技力が必要なので、対人スキルも大切な要素です。声優業界は競争が激しいため、強い意志力が不可欠です。
声優専門学校の就職先はどこ?
声優専門学校を卒業した後の就職先は多岐にわたります。主な進路としては以下のようなものがあります。
- 声優事務所への所属
- アニメーション制作会社やゲーム会社
- 一般企業への就職
- eスポーツ関連企業
- 声優養成所への進学
声優業界はデジタルメディアの発展により、ストリーミングサービスやオンラインゲームの普及で声優の需要が増加しています。
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