「イラスト専門学校って多すぎて選べない…」
「おすすめのイラスト専門学校ってどこ?」
といった悩みを抱える高校生・社会人は少なくありません。
今回は、専門学校を100校以上調査してきた筆者が、行ってよかったと思えるイラスト専門学校について解説していこうと思います。
毎月100件以上の専門学校のパンフレットの注文がある当サイトで人気TOP3を紹介します。
学校選びもまだできてないという方は、ぜひ、この中から選んでみてください!
オススメ1:総合学園ヒューマンアカデミー
声優・ゲーム・イラストなど、多岐にわたる分野で実践的なスキルを習得できる総合教育機関。
オススメ2:代々木アニメーション学院
アニメ業界の最前線で活躍するクリエイターを育成する革新的なスクール。
オススメ3:アミューズメントメディア総合学院
エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関。
イラスト専門学校に通うメリット
ここでは、イラスト専門学校に通うメリットについて解説していこうと思います。
先にポイントを挙げると、
- 短期間でイラストについて学ぶことができる
- プロから直接学ぶ環境がある
- 企業の制作現場で実習を積むことができる
となります。
短期間でイラストについて学ぶことができる
専門学校の学ぶ期間は2〜3年で、大学に比べ短いです。
そのため、その短い期間でイラストに必要な知識・スキル1〜10まで学んでいきます。
覚えることはたくさんあり、とても大変ですが、その分、大学生より早く社会に出て即戦力として活躍することができます。
イラストの大学は全国に多数ありますが、英語や数学、イラストとは関係ないパソコンの授業など、イラストの仕事に就きたい学生からするとあまり意味のない授業が多いです。
その点、専門学校では、イラストに関した授業・現場実習が多いので、自分の好きなことを学びたい人にはとても適した学びの環境となっています。
プロから直接学ぶ環境
イラスト専門学校の先生は、プロとして活躍されている方が教えてくれることが多いです。
イラストレーター、アニメーターとして現場で活躍されているので、現場で必要な力・スキル、コミュニケーション能力、求められる力など、社会で必要な力をリアルに学ぶことができます。
プロから学ぶメリットとしては、スキルやメンタル面もありますが、業界との繋がりができることもとても大きいです。
インターンシップや仕事など、先生を通して紹介されるケースもあり、授業では得られない経験をすることができます。
インターンシップ先でそのまま就職を決める生徒もいるくらいですから、プロとの繋がりは大事にしていくべきですね。
企業の制作現場で学ことができる
専門学校では、「産学共同」と呼ばれる出版社やゲーム・アニメ制作会社と連携して、企業の制作現場で経験できるシステムがあります。
知名度のある専門学校であれば、ほとんどあるシステムになります。
企業の方に直接指導・アドバイスをもらえるので、得られるものはとても大きいですし、何より企業と協力して制作した作品が世の中に出る可能性もあります。
企業も専門学生の若い考えを求めていることもあり、学生が考えた制作作品が良ければ、上記の可能性は十分にありますし、企業・専門学校ともにwin-winの関係性になれます。
また、制作した作品は、就活の際自分の制作した作品(ポートフォリオ)、経歴の一つにできるので、メリットはとても大きいですね。
イラスト専門学校に通うデメリット
ここまでイラスト専門学校のメリットについて解説してきましたが、デメリットもあります。
デメリット面に関しても解説していこうと思います。
自由な時間が少ない
1つ目のデメリット面は、大学生に比べ自由に過ごせつ時間が少ないということです。
大学は4年間あるのに比べ、専門学校は2〜3年間という期間でイラストの勉強をしていくので、授業のカリキュラムも詰まっています。
- 1日のカリキュラムが多い
- 課題が多い
- 毎日授業がある
と大学生より忙しいので、なかなかアルバイトや自由な時間が作りにくいです。
大学生であれば、自分で授業を選択して、空きコマや1日休みを作ることができますが、専門学校では学ばなければいけない授業が多いので、自由に授業を選択できることは少ないです。
時間を作れても空きコマを作るくらいです。
なので、多くの学生が長期休みを使ってアルバイトをしたり、学校終わってからバイトをして睡眠時間を削って課題をする生徒が多いです。
自由な時間が欲しいという方にはイラスト専門学校はあまり向いてないですね。
高額な学費
2つ目のデメリットは高額な学費でし。
イラスト専門学校の学費は、一般的な4年制大学と比較しても高額になる傾向があります。例えば、年間の学費が100万円を超えることも珍しくありません。これに加えて、教材費、画材費、PC やソフトウェアの購入費なども必要となります。
特に高品質な画材や最新のデジタル機器が要求される場合、初期費用だけでも数十万円かかる可能性があります。また、学校によっては海外研修や展示会参加などの課外活動も重視しており、これらの費用も学生負担となることがあります。
さらに、制作した作品の印刷や製本にかかる費用、ポートフォリオ制作の費用なども考慮する必要があります。これらの費用を合計すると、2年間または4年間の総額は数百万円に達することもあり、学生や家族にとって大きな経済的負担となる可能性があります。
何を決め手にイラスト専門学校を選んだのか?
専門学校の卒業生80人に何を理由に専門学校への入学を決めたのかをアンケートを取りました。
決め手 | 人数 |
学校の雰囲気 | 34 |
オープンキャンパス | 32 |
学費 | 31 |
家からの近さ | 21 |
ネームバリュー | 18 |
学校の推薦 | 10 |
なんとなく | 8 |
先輩が通っているから | 7 |
ネットの口コミ | 3 |
この結果から、
- 多くの方がオープンキャンパスに参加して、しっかりと学校の雰囲気を感じて入学を決めている
- ネットの口コミだけでは決めていない(入学を決める指標として口コミはあまり参考にならない)
- 学費はしっかりと調査している
ということがわかります。
ネットの口コミを見る方はとても多いですが、学校選びで一番重要なのは他人の意見ではなく、学校の雰囲気が自分に合っているかどうかです。
「OO専門学校は楽しくない、先生がとても不真面目だ」という口コミがあったとしても、それは学生にの一つの意見でしかありません。
もしかしたら、他の学生は楽しくて最高な環境と感じているかもしれません。
プラスもマイナスな意見も実際に行ってみなければわからないことが多かったりします。
イラスト専門学校への入学を考えている方は、次の章で、おすすめの専門学校・スクールを紹介しているので、ぜひ、オープンキャンパスに参加して学校の雰囲気をぜひ感じてみてください!
レベルの低いイラスト専門学校の見極め方
ここでは、レベルの低いイラスト専門学校の見極め方について紹介していこうと思います。
重要となるポイントとしては、
- 学校の雰囲気は自分に合っているか
- 就職実績にて大企業・有名企業の名前があるか
- 定員割れしていないか
- 学費はいくらか
の4点となります。
特に一番重要なのは1番の学校の雰囲気があっているかどうかで、見極めるコツはオープンキャンパスに参加することです。
レベルの低いイラスト専門学校は、参加した瞬間、自分に合わないことがわかりますし、入学すれば、中退する原因になりかねません。
専門学校を中退する理由は、
- 学費の支払いが厳しくなった
- 学校の授業、課題についていけなくなった
- 楽しくない
と様々ですが、多くの理由が自分に合わなかったという声です。
入学してみなければわからないこともありますが、オープンキャンパスに参加していれば、先生や先輩の雰囲気、学校の設備、家からどのくらいの時間がかかるのかなど、入学前にわかることはたくさんあります。
オープンキャンパスに参加した知らない学校の子とその場で仲良くなって、そのまま遊びに行ったということもよくあります。
参加するのは時間を割くということでもあるので、少し面倒ではあるのですが、自分の将来のために気になる学校は参加するといいですよ!
実際にイラスト専門学校に行ってよかったという声
SNSではイラスト専門学校に通ったことでたくさんの仲間に出会えた!プロの目線で学ぶことができた!という声がありました。
やはり年の近い生徒同士で切磋琢磨しあえる環境はすばらしいですよね!
人気のイラスト系専門学校は?
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは、将来のキャリアに向けて具体的なスキルを身につけたい高校生、大学生、社会人の方々に最適な教育機関です。
最大の特徴は、実務で即戦力となる実践的なスキルが習得できる点です。IT、デザイン、語学、ビジネスなど、現代社会で需要の高い分野を幅広くカバーしており、各業界の第一線で活躍する講師陣から直接指導を受けられます。これにより、最新の業界動向や実践的な知識を学ぶことができます。
また、柔軟な学習環境も大きな魅力です。充実したオンライン講座により、時間や場所の制約を受けずに学習を進められます。これは、忙しい社会人や遠方にお住まいの方にとって特に有益です。
さらに、キャリアサポートの充実度も特筆すべき点です。就職や転職に関して、履歴書作成から面接対策まで、経験豊富なキャリアアドバイザーが個別にサポートいたします。
自己成長を目指す方、キャリアアップを考えている方は、ヒューマンアカデミーの公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。皆様のキャリア形成をサポートする環境が整っています。
ヒューマンアカデミーの評判記事はこちら
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院は、アニメ業界の最前線で活躍するクリエイターを育成する革新的な教育機関です。
現役プロによる直接指導や実際の商業アニメ制作への参加機会など、業界との強い連携が特徴。アニメーション制作にとどまらず、企画、脚本、音響など幅広いスキルを習得できる総合的なカリキュラムを提供。
さらに、国際プロジェクトへの参加や留学制度を通じてグローバル人材の育成も行っています。
起業家精神を育むビジネス教育や、アニメ業界に特化したキャリアサポートも充実。変化の激しい業界で長く活躍できる、総合力を持つクリエイターの輩出を目指しています。
代々木アニメーション学院の評判の記事はこちら
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は、エンターテインメント業界の幅広い分野で活躍できるクリエイターを育成する総合的な教育機関です。
ゲーム、アニメ、マンガ、声優、音響、CG映像など、多彩な専門コースを設置し、業界のニーズに応じた実践的なカリキュラムを提供しています。
最新の設備と技術を活用した実習や、業界第一線で活躍するプロによる直接指導が特徴です。また、産学協同プロジェクトへの参加機会があり、在学中から実践的な経験を積むことができます。
就職支援も充実しており、専門スタッフによる個別指導や企業とのマッチングイベントなどを通じて、夢の実現をサポートしています。
HAL東京
HAL東京の大きな魅力は、他の専門学校にない圧倒的な実績です。
- 「日本ゲーム大賞2022 アマチュア部門」7作品(受賞10作品中)が16年連続で受賞
- サイバーエージェント主催「CG Grand Prix “3D Cross” powered by CyberAgent」にてグランプリ受賞
など、日本での大会で大きな成果を残しています。
また、就職や国家資格試験がうまくいかなくても、卒業後2年間は学費支援もあるので、サポート支援もしっかりと整っています。
HAL東京の口コミ記事はこちら
東京工学院専門学校(総合学院テクノスカレッジ)
東京工学院専門学校の大きな魅力は、未来の選択肢を広げることができる大学コースがあることです。
学校に通いながら、4年間大学コースのカリキュラムをこなすので大変ではありますが、より高度な専門知識、将来の幅を広げることができます。
選択できる分野は、経営・法律・文学・小学校教諭・保健体育の5つの分野に分かれ、自分が身につけたい分野によって選択することができます。
イラストレーターを目指しながら、将来は独立を目指したいという方にはピッタリですね。
東京工学院専門学校の口コミページはこちら
東京デザイナー学院
東京デザイナー学院の強みは、全学科から自分オリジナルの時間割を作成することができることです。
1年次後期から他学科の授業から選択することができ、自分の分野以外のことまで幅広く学ぶことができます。
自分の武器を増やすことができるので、就職の際、選択肢を広げることができますよ。
また、2022年に創立59年を迎え、これまで多くの卒業生を輩出しているため、デザイン業界との繋がりも強く、求人も多く寄せられます。
東京デザイナー学院の口コミ記事はこちら
最後に
ここまで、イラスト専門学校について解説してきました。
イラスト専門学校は全国に多数あり、大都市になればなるほど、その数は増えます。
今回、筆者のおすすめをあげましたが、自分の気になる専門学校について調査して、学校を決めるのが一番良いです。
ぜひ、皆様の学校選びの参考になれば、嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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